ハワイの陶芸教室のお話

スーザンより

最近ハワイの陶芸教室に参加する機会がありましたので、そのお話をご紹介させて戴きます。
しかし、横文字が苦手、そして技術的にも未熟な私なので、誤解、理解不足の点はご了承下さい。
また、一つの教室の経験なので一般的とは言えない部分も有る事もご理解下さい。

ハワイで作陶を始めた理由は、、、コンドミニアムに付属の食器は大皿ばかり!
流石に大皿ばかりの生活に耐え切れず?
自分で作る事が一番と、、、陶芸教室に参加した訳です。
従って作る物は、取皿、小鉢、大鉢等の和物ばかり作っておりました。

<ハワイの陶芸に対する関心は?>

一般的には「普通の人が陶芸をする」なんて考えていない人々が多く、作陶に関心を持つ方は日系二世の方や中国人が中心でした。

また、出来上がった作品は家庭の中で使う事よりも「セールスに出す」方が多い様です。
公園やイベント会場の周辺ではセールスが一般的で、不要品や手作り品(置物、飾り物の作品が多い)等色々な物を売ってました。

<教室>

陶芸教室はハワイの中でもワイキキに一箇所と少なく、あとは個人的に作っておられる様でした。

私が通った教室は、日本で言う市民センターの様な施設でマッカリーコミニュティセンターの一部ですが、とても広く、ゆったりと作業が出来ました。

先生は80歳以上の素敵な白人女性、とても繊細な作品を作られます。
特に女性の人形の顔は手早く、色っぽい表情を表現される事が印象的でした。
しかし、先生は日本の作陶技術等の知識はお持ちでは無い様でした。

費用等は、、、週一回のスクール、焼代を合わせ10回分で6千円程度のチケットがあり、素焼きをする都度一つの作品にチケットを添付します。
土代は別で、道具は自分で準備します。

また、募集方法がユニーク!
募集期間に旗が10本程度立ち、その旗が残っている内に申し込みをしなくてはなりませんでした。

<作陶の方法>

作陶方法は非常に合理的!

「タタラ成形機」で板を作り、型に入れたり切ったりして出来上がり

また、四角や円形の筒状のチューブを押し出す機械が有り、必要に応じてそのチューブを広げ、底を付けて花瓶や湯飲み茶碗を作ります。

「紐作り」では無く「手びねり作り」がなされておりましたが、手ロクロが無い事には少々戸惑いました。

とにかく、チマチマせず大胆な作業でした。

余談・・・・
使ったお皿を食器棚にしまい、一時帰国し数週間後に出しましたら、、、ナント、カビだらけ!
これには参りましたが、、、原因はこれから探求?したいと・・・

後は写真をご覧下さい。